先日 精神的なエネルギーの負荷がかなり掛かる出来事がありました。
外出先から戻ると すぐにシャワーを浴びたくなり 脱衣所で着ていた服を脱いでいたところ、服に何か異変を感じます。
目を閉じて 一枚一枚着ていたものを観じてみると、どれもこれも エネルギーの負荷が掛かっていることが分かりました。ただ 不思議なことに 絹のものだけは 変わりなく 普通のままだったのです。
その後 「衣は大薬」というスタンスで染めをしている方と逢う機会があったので その時に上記のことを話してみると、「綿は吸収 麻は通す一方 絹は吸収して発散する」とおっしゃいました。「だから 一番肌に近いところに絹をまとうことは 自分を守ることにもなるんです」。
あの日 私が身につけていたのは 綿 麻 絹のものでした。
そして 綿と麻の違いは判別できなかったものの 絹だけはダメージを受けていなかったのは 私の認識としては確かなことです。
今年の夏は 身体が綿を拒否し 麻の衣ばかり選びました。
3.11のとき まとっていた草木染めの絹のショールが 私に安心感を与え 心身ともに守ってくれた実感がありました。
“冷えとり”では 絹の靴下の上に綿の靴下を重ね履きします。
どうやら素材によって はたらきが異なるようで
そういうことも含めて
宇宙が物質に託した“デザイン”を生かして
素材を利用し
ものをつくっていけるようになったらいいですね。
見た目や形が先行するのではなく
たぶん それが 本当のデザイン なのだと思います。
【コメント】
ちなみに ダメージを受けなかった絹の靴下も 3.11のとき守ってくれたショールも ともに茜の染めが主のものでした。
素材プラス染め の はたらき が作用したのかも しれません。
可視光のなかで最も波長の長い電磁波 が 赤。
昔から魔除けの色とされています。
大地のエネルギー 生命のエネルギーと呼応するのかも…。