Earth Design Project

ひとりひとりから始まる あらたな ヒト/HITO の ものかたり
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りゅうせい


今年放映された NHKスペシャル『宇宙の渚』。
その番組の中で、宇宙用超高感度ハイビジョンカメラが 地球と宇宙のつらなりを 美しい映像で描き出してくれました。地球を外から眺めることのできる時代に生まれた幸せを 改めて感じます。将来 宇宙への旅がもっと楽になり 機会が与えられたなら、一度は 宇宙空間へ飛び出して 外から地球を眺めてみたいと 切に思いました。

3回シリーズのどの回もが 刺激的で興味深いものでした。
最終回の「第3集 46億年の旅人 流星」では、
通常数ミリ程度の大きさの星くずが いわゆる流星となって空に輝き、それよりもっと小さな極小サイズの星くず(*「塵」と言った方が良いかもしれませんね)が 大気の抵抗を受けながら 燃え尽きることなく 数週間という時間をかけて ゆっくりと地上に降りてきていることを 知りました。その量は なんと1日に2兆個 100トンと言いますから 驚くばかりです【*】。そして そうやって地上に降り注ぐ星くずには アミノ酸などの有機物が含まれていることが確認され、地球での生命誕生と宇宙との関わりが 色濃く意識されつつあります。

それほどの量の星くずが地上に落ちてくるのは、
軌道が太陽系に重なる彗星が幾つもあり
それらの彗星が 太陽に近づくとき
星を構成する氷が溶けて
その星のカケラが それぞれの彗星の軌道上に撒かれるのだそうです。
まさに 星くずの大河を
太陽系の惑星は 年に幾つも渡っているのです。

その
彗星のかけらが 太陽の熱によって溶け出してゆく という現象が、
わたしには 火(熱)と水(氷)による 宇宙のプログラムのように思えました。

  氷によって保持されている 彗星のデータが
  太陽の熱によって
  段階的に 宇宙に放出され
  地球上にもたらされる
  プログラム
  のように

そして
そんなことを思っていたら
宇宙のシステムと ひとの意識も 同じような関係なのかもしれない と
更に想像が広がっていったのでした。


宇宙の進行スケジュールという 一種の「とき」の仕組みがあり、
その中で ひとの意識がアクセスできた領域の宇宙のデータが 氷解して 地上にもたらされる のではないだろうか と。

シナリオは決まっているようでいて 決まっておらず、
ひとの意識によって
宇宙のありよう 特に地球のありようは かなり左右されるのではないだろうか と。


この仮説(空想?笑)の正否はともかく、

今はまだ
あまりにも幼すぎる ひとの意識であり精神ですが、
これからの成長に応じて現われてくるであろう 様々な発見によって
地球(や宇宙)は大きく変わっていくような気がします。
それにより 人の想像(=創造)も より広がってゆき、
両者の相乗効果によって、
地球/宇宙とひと 意識と物質 は 共に進んでいくように思えるのです。





【*】
しかし、毎日地球にもたらされる それだけの量の物質は、その後どのような変遷を辿ってゆくのでしょうか。番組内では説明されませんでしたが 気になります。

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