Earth Design Project

ひとりひとりから始まる あらたな ヒト/HITO の ものかたり
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ひとをはぐくむ日常へ


先日 初めてヘッドスパなるものを 行きつけの美容室で やってもらいました。
頭皮の凝りは 気がつくと自分なりにケアしてきましたが、洗髪と一緒で 上手な人にやってもらう方が リラックスできますし 格段に気持ちよさが増します。
ただマッサージ同様 やる人によっては ダメージを受けることもあるため 少しだけ躊躇しましたが、なんとなく「大丈夫」という感じがありましたし 今の私に必要な気もしましたので 思い切ってトライすることにしたのです。

髪を整えてもらうことは、仕上がりによって 気持ちが左右されるだけでなく、それ以上に 頭というとても敏感で大切な場所に触れる行為ですから、「美容師さん」は 私にとってはとても重要な存在です。
かつて友人が「私にとってこの世で最も大切な男性は パートナーと美容師」と言っていたのも頷けます。パートナーはいなくても自分らしく生きていけますが、髪型は自分ではいかんともしがたい私にとって もしかしたら最も不可欠な男性かもしれません(笑)。
今の美容師さんとの付き合いは 来年で20年になります。
そういう美容師さんですから ヘッドスパにも不安はなかったわけです。
実際にヘッドスパを担当したのは 「アフロくん」と呼ばれるスタッフの男性だったのですが、その彼の 当たりは柔らかいながらも力強い という相矛盾する要素を兼ね備えたマッサージは とても気持ちよく、そのまま眠りに落ちてしまいそうでした。

ショートヘアの頃は毎月通っていた美容室も 髪を長くし始めてからは2〜3ヶ月に1度のペースとなり、数ヶ月ぶりに訪れたサロンに いつもの女性のスタッフの姿が見えなかったので 気になっていたところ 体調を崩しているとのことで、美容師さんの話から推察するに どうも意識領域のエネルギーの負荷が原因のように思われました。毎日多くの人の頭に触れる仕事ですから、エネルギーに敏感な人は それを処理できなければ 多大な負荷を受けることでしょう。
でも逆に 美容師さんが適切にエネルギーを処理できれば 洗髪からヘアカット・セットアップにメイク そしてヘッドスパまで含めれば、人がその人らしくより良く生きるための 本当の「美のサロン」としてトータルなサービスができる場となります。
美容室は多くの人が定期的に行く 日常のルーティーンに組み込まれている自然な場所ですから、そんな美容室がたくさん生まれれば その国の人の 精神的な負荷はかなり減るのではないでしょうか。

食と衣服(*衣は大薬とも言われます)と美容室が 人を育むものへと変わり それがその国の基本装備となれば どんなに素晴らしいことでしょう【注】。

日常が 人を育むものと なってゆきます。




【注】他の日用品や住宅などの建造物 大地や自然など 整ってほしいものは他にもたくさんありますし、この世のすべて とも言えます。そのなかで 自分の実感に基づきながら変えていける 身近で且つ影響力のあるもの となると、まずはこの3つかな と。
 

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Ri-Design 研究所
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