Earth Design Project
ひとりひとりから始まる あらたな ヒト/HITO の ものかたり
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(全)体へかえることができる、ギリギリのところ
2020-06-13
視点
edit
<この図は、
こちらのページ
からお借りました>
ナショナル・ジオグラフィックのサイトに
“世界「人の影響が及んでいない土地」マップ、科学者が公開”
という記事が昨日アップされていました。
新型コロナなど未知のウイルスが人間社会を脅かす主たる要因の一つとして
ヒトが開発などのために
野生生物の領域へ侵入していくことが挙げらています。
都市など人間社会の多くは、
自然との媒介である体から遊離した脳が
体の外につくりだした物や人工システムで構築され埋め尽くされた脳世界であり、
その中で
生き物としての生命(力)は
消耗され続けています。
生き物としてのヒトには
(全)体としてのヒトには
ヒトが関与しない生き物たちの領域や自然が
必要不可欠です。
ヒトは
自らがつくったシステムによって
(特に経済システムによって)
世界中の自然を収奪し続けていて、
それは
それと地続き的に
結果的に
ヒト自らの存在に対しても行なっているのです。
冒頭の記事を見て、
「テンセグリティ構造では
その構造の半分が破壊されても
残った半分は元の形を維持できる」
ということを思い出しました。
この記事は陸だけについてだけで
地球表面の7割を占める海については語られていません。
いま
私たちは
生き物としての構造・あり方を維持できる
ギリギリのところにいる
ような気がします。
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